神奈川・桐蔭学園では巨人・篠塚和典打撃コーチ(49)の長男、
宜政(よしまさ)遊撃手(3年)
が無安打ながらも、父譲りの非凡なセンスを披露した。
鋭い打球が2度、外野手を襲った。安打にこそならなかったが、
正確なバットコントロールを
見せた桐蔭学園・篠塚に、名二塁手の姿が重なった。
巨人在籍19年間で1696安打を放った和典氏(現巨人打撃コーチ)を父に持つ。
無意識のうちに背中を追いかけ「気付いたら野球を始めていた」と幼稚園のころから
ゴム製のバットとボールで野球に親しんだ。優勝旅行では、巨人の選手との交流や
子ども同士の試合などを通じて、野球への愛を深めていった。
「9番・遊撃」で先発出場も、2打数無安打で途中交代。高橋由伸(巨人)らを育てた
土屋恵三郎監督(54)も「取材は活躍してからにしてください」と
報道陣をシャットアウトしたが、
それも期待の裏返しだ。
これまで「注目されることは気にしない。今は自分が甲子園に行きたいというだけ」
と話していた篠塚が、父の背中を必死に追いかける。
◆篠塚 宜政(しのづか・よしまさ)
1989年5月8日、東京・目黒区生まれ。18歳。
小学1年から「目黒西リトル」で内野手として
野球を始め、中学3年時に「目黒西シニア」で全国大会出場。
桐蔭学園では昨秋から背番号4。
家族は両親と姉、妹。169センチ、60キロ。右投左打。
巨人・篠塚打撃コーチ
「勝ったことが何より。なかなか話もできないし、試合も見に行けないけど、頑張ってほしい」
169cmということでかなり小さい選手ですね
ところで桑田選手の息子は中学生で180cmを超えているとか。。