トレンディー魂で長谷部新人王…元祖・西崎さん絶賛「オレと同じにおい」
楽天の大学・社会人ドラフト1巡目、長谷部康平投手(22)=愛知工大=が17日、
「トレンディーエース」襲名を宣言した。“元祖トレンディー”の西崎幸広さん
(野球解説者)の訪問を受けた黄金左腕は「僕もトレンディーエースになりたい」と決意。
先輩の果たせなかった新人王を狙う。
室内練習場のブルペンで54球を投げ込んだ長谷部を、大学の大先輩が見つめていた。
長谷部と同じ愛知工大出身。テレビの取材で後輩と初対面した西崎さんは
「あの子ならやる。オレと同じ“におい”を持っている。ハートがあるね」と絶賛。
自身は日本ハムのルーキーだった87年に15勝しながら、
阿波野(近鉄)に小差で新人王を奪われた。
それだけに「新人王を取ったらお祝いしたい」と夢を託した。
長谷部のライバルはソフトバンクの1巡目右腕・大場翔太投手(22)=東洋大=だ。
くしくも西崎さんが争った阿波野(亜大)と同じ東都大学リーグの出身。20年を経た
パ・リーグでの左右の大物ルーキーの対決も「西崎VS阿波野」と同じ構図だ。
長谷部は「同級生には負けたくない。新人王は取りたいです」と意欲を燃やした。
「トレンディー」も継承。西崎さんは当時、実力に加え、
長身に甘いマスクで人気を集めたが、
長谷部も「ブランドものは着ないですが、ブランドがトレンディーと限らない。
今風のトレンディーです。僕は僕の好きな服を着る」と自信満々。
20年ぶりのトレンディーエースは、必ずタイトルをものにする。
ニュースソース
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20080118-OHT1T00032.htm
愛知工大の大先輩の西崎さん(左)とがっちり握手を交わした長谷部
http://hochi.yomiuri.co.jp/photo/20080118-927133-1-L.jpg