ヤクルトの高校生ドラフト1巡目ルーキー、佐藤由規投手(18)=仙台育英、
登録名・由規=が17日、埼玉・戸田球場で行われた新人合同自主トレで2度目のブルペン入り。
白球がミットをたたく音が響く。合同自主トレ7日目で2度目のブルペン入り。
捕手を立たせたまま、昨夏の甲子園で三振の山を築いた自慢のスライダー
も4球、惜しげもなく初披露した。
「変化球は投げるか迷っていたのですが、真っすぐだけだと力んでしまうので
織り交ぜました。スライダーは1番自信がある変化球。全体的に良い感じで
投げられたと思います」
この日は7割程度の投球だったが、それでも球速は推定130キロ超。
あまりの威力に、捕手を務めた育成枠ルーキーの小山田(四国・高知)は
「球質が重くて手が痛いッス。スライダーもグッと動いて怖かった…」。
父・健一さん(享年50)もヤクルトで捕手として活躍、
自身も身長1メートル90の体格を誇る小山田も腰を抜かした。
ドラフト会議当日と入寮時には、涙を流して話題をさらった“号泣王子”の評価
はうなぎ上りだ。重なるのはあの怪物・松坂(レッドソックス)の姿だった。
「間違いない逸材と確信しました。純粋にボールの威力だけで言えば、
同時期の松坂よりも上。15勝は期待できると思うよ」と視察に訪れた鳥原チーフスカウト。
横浜高から西武に入団した99年に16勝(5敗)で最多勝、新人王に輝いた松坂
の名前を挙げて絶賛した。
人気も過熱している。練習後には連日ファン100人以上にサインを求められる由規。
混乱を避けるため球団は異例の“専属広報”もつけた。休日には整理券を配布して
のサイン会も検討しているという。
ソース:
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20080118-OHT1T00030.htm
そういやサトウヨシノリって読みは阪急の義則と同じなんすね